遠藤雷太のうろうろブログ

何かを観たら、とにかく400字または1000字以内で感想を書きつづるブログ。

スパイク・ジョーンズ監督『her/世界でひとつの彼女』(2013年)

2016-02-16 16:46:19 | NETFLIX/PrimeVideo/UNEXT/Apple TVで観た

 

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2016/2/16

主人公のセオドアがあるOSと恋人になる話。

最初から彼と人口知能の彼女との会話が完全に人間同士のテンポだった。

SFならともかく、人と人工知能との距離感が大事な話なので、逆に違和感を持ってしまう。

少なくとも序盤は、恋愛話の型として必要な障害は「肉体がないこと」くらい。

セオドアは、恋愛、結婚、出産、離婚を経験して、今後は新しい感情はもう持てないんじゃないかって心配していたので、自分にはこの映画は早かったんだと思う。

元妻、あんなに美人である必然性はあるのか。

リアルから目を背けているという元妻の言葉。

話の流れだけ見れば、彼女は人工知能の現実を理解していないだけなんだけど、あくまで夫目線の物語だからそう見えるだけかもしれない。

元妻の目線で語り直したら、ほんとにリアルに興味のないセオドアの姿が見えてきそう。

セックスシーンは全部おもしろかった。

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