2016/2/19
火星に取り残されたマッド・デイモンが、水も酸素もほとんどないなか、どうにかして救助が来るまで生き残ろうとする話。
「あれ?今の宇宙科学ってここまで進んでたっけ」というくらい火星描写に違和感がない。
ちょっと薄着過ぎないかと思ったくらい。
取り残された側も、地球の技術者も、彼を取り残した他の乗組員も最善を尽くしていた。
みんな賢い。共通言語としてのユーモアも使いこなしていてかっこいい。
それだけ最善を尽くしていても、うまくいかないことはあれば泥臭い方法だって取るよっていうのは、どこの現場でも結構よくあることのような気がする。
主人公が他の乗組員を気遣っているところもいい。
ことあるごとに「食べる」シーンをはさんでいるのは、しんどい話なのに、あんまり暗くならないようにする工夫だと思う。
映画館の売店ではジャガイモをふかしておいたほうがいい。北海道だし。まだ間に合う。
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