観劇三昧:reset-N「reset-N 再起動公演『knob』」
2017/11/1
第四回劇作家協会新人戯曲賞受賞作。
1998年度の受賞作なので、もう20年近く前に作られた作品。
雑居ビルの空き部屋のようなところで、ある男が外にあるらしい恋人の死体を、かたくなに見ようとしない話。
もう高評価が確定している作品なので、そのつもりで見るんだけど、20分くらいで集中力が続かなくなる。
意図的だと思うけど、会話が線になっていないのと、登場人物の関係性と出てくるセリフがうまくつながらない。
新人戯曲賞受賞時の選考を読んでみると、既存の人間関係と乖離していく生きづらさや、構成のよさがポイントらしい。
井上ひさしさんが公開審査で何を言ったのかが気になる。
戯曲を読んだほうが良さが伝わるのかも。
作り手も「わからない人はわからないでいい」という提示の仕方しているので、無理に面白いと思わなくていいんだと思う。
審査員の方がどこを評価したのかは知りたいので、とりあえず劇作家協会の戯曲集を読んでみたい。
==============メモ==============
「芸術賞」に投票(投票期間が過ぎたので気持ちだけ)
上演時間:01:21:36
上演時期:2016/07/01
作・演出:夏井孝裕
(配役)
ミサコ:今井由希(グッドラックカンパニー)
カタヤマ:米田敬(トルチュ)
カナ:佐藤晃子(演劇ユニットG.com)
タロウ:辻井彰太
スズキ:林純平
**:木村圭吾
イワモト:カトウシンスケ
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