観劇三昧:空晴『こっからの、距離』
2017/11/28
「おばあちゃん」の家に傘寿祝いで集まった人々が、本人の行方不明で混乱する話。
娘の夫とその息子、もう一人の娘とその恋人、近所の人たち。
ここまでならわかるけど、正体不明の若者について、おばあちゃんが再婚していて最初の夫の息子かどうか勘違いする、というところまでくると理解と興味が追いつかない。しかも序盤だし。
劇場で集中して見ればわかるのかな。
不穏な前フリとその回収で話を進めていく。
先にネタを教えてもらってから手品を見るような居心地の悪さを感じる。
話の世界観壊してまでねじ込んだメタ的なギャグと、姓名取り違えネタが意表をつかれた。
最後は岡部尚子さんと小椋あずきさんの貫禄ある演技でまとめていた。
ラストの一言一言を発するたびにいい雰囲気になっているのがすごい。
==============メモ==============
「エンタメ賞」に投票(投票期間が過ぎたので気持ちだけ)
公演時期 2014/07/16
上演時間 01:32:19
(配役)
須田:上瀧昇一郎
須田誠:南川泰規
真千子:岡部尚子
マツオ:小池裕之
茜:上田康人
女の子:古谷ちさ
ハセベ:太田清伸
しの:小椋あずき
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