観劇三昧:小松利昌一人芝居『コマツマツリ2015』
2017/10/27
小松利昌さん一人によるコント集。
「ウォーズマン先輩」「壁ドン男」「ミギーちゃん」「チャック男」「harakiri」「越冬鶴美」「魚っ地」「無題(ホームレス漫談)」「一川先生の苦悩」の9つで100分超。
ひとつのギミックを膨らませて作っている感じ。作品というよりネタと言ったほうがしっくりくる。
かっこよさよりも親しみやすさを優先した題材選択。客いじりも積極的。
「壁ドン男」のアメコミヒーロー感。
堂本剛による小松脱出ゲーム「チャック男」の倒錯した感じ。
チャックがよくできている。全体的に小道具がよくできている。
食べ物を食べるときの所作が完全に落語家さんのそれ。
「harakiri」の切腹と介錯を一人でやるのはかなり強引だけど、ちゃんと笑える。
一人でコントを100分やるだけでも大変なのに、幕間で「硝子の少年」を踊っている。
最後は勢いで持っていった感じもするけど、最後まで勢いを保ったこと自体がすごい。
================メモ================
「エンタメ賞」に投票(投票期間が過ぎたので気持ちだけ)
上演時間:01:41:10
上演時期:2015/12/22
作・演出:小松利昌
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます