夢と狂気の王国 [DVD] | |
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ウォルト・ディズニー・ジャパン株式会社 |
2013/12/3
『エンディングノート』の砂田麻美が、宮崎駿の長編アニメ監督引退作品の舞台裏を撮っている。
ジブリのメイキングというと、『「もののけ姫」はこうして生まれた。』という大作があるが、今回はそこで描かれていた戦場感があまりなく、比べると穏やかな製作現場。
それでも、作画の仕事をしている女性が「自分の中のささやかな何かを大切にしたい人にはつらい職場かもしれない」とおっとり語る様子は、職人が極まり過ぎて悟りの境地に入っている印象。ある意味、狂気を感じた。
高畑勲の出番は少なめ。
『かぐや姫の物語』のほうのプロデューサーは、まだ35歳の西村義明。
結構、度胸ありそうな感じだったので、彼の倍以上も年の離れた高畑勲とのやりとりのほうが見たかった。すでにツーカーの宮崎・鈴木コンビよりも、戦場感があったかもしれない。
特典映像で、ジョン・ラセターが真剣な顔で「猫バスに乗りたい」と言っていた。
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