遠藤雷太のうろうろブログ

何かを観たら、とにかく400字または1000字以内で感想を書きつづるブログ。

『北海道短編エンゲキ祭'18 ~明日、あの子が会いに来る~ 』(5月4日20時)

2018-05-05 00:46:15 | 演劇を見てきた

2018/5/4

・早めに劇場に着いたので、客席でピヨ将棋の解析を始めつつ、読みかけの本を開いたところで、オープニングアクトが始まる。

・開演時間を間違えたのか、スマホの電源を切ったほうがいいのか、前説なのか本編なのかわからず、戸惑う。

劇団Fireworks『明日、あの子が会いに来る』

・子供の頃の二人と、大人になった二人の四人芝居。

・展開を味わうというより、五七調や倒置法など、セリフのリズム感で気持ちよくなるオープニングっぽい作品。

・終わると20時ちょっと過ぎ。出演してた役者さんがものすごく息が切れた状態で前説。諸注意のタイミング、ここでいいんだろうか。

トランク機会シアター『R』

・トルソーのような人型(頭はある)を間に挟んで、大人の男女の擦れ違いを描いた話。

・幽霊なのか、妄想なのか、結局女性がどんな存在なのかよくわからなかったけど、基本的にバッドエンドの話でいいんだと思う。

・団体の普段のイメージと大分違う大人向けの作品。

わんわんズ『もじゃキング』

・公演でヒーローごっこしている少年と中年が、本物の怪人とヒーローに遭遇する話。

・決めポーズがいちいちかっこいい。もじゃキングの衣裳も派手で凝っている。

・シタッパーなのに様で呼ばれているところが好き。

Gパンチ『ツアー』

・空港で久々に会った友たちが、性転換をしていたり、女装趣味になっていたりしていて、主人公が戸惑う話。

・テーマ的にハラハラしたけど気配りが効いている。

・えげつない表現も四人の関係性を考えるとアリ。むしろ必要。

・一回右頬に缶ビール当ててから左頬を引っぱたくところや、「まるで世間」のセリフなど、細かいネタも好き。

・虹も強引と言えば強引だけど、しっかりまとめていた。

空間シアターアクセプ『青森カナブン』

・「青森カナブン」なる洋館に取材に来た夫婦が、怪しげな女性に迎えられる話。

・役者さんの演技がとても安定していて観やすい。地域語も楽しい。キーになる怪しげな女性も色っぽい。

・舞台両端に線を引くだけで、なんとなく立体感のある舞台になるのが不思議。

・中盤、急にゲームっぽい感じになるけど、もう少し作品の尺があれば、怖い感じでまとまったような気がする。

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