2016/6/16
早くに親を亡くした五人の子供たちが大人になるまでの話。
男三人女一人の四人兄妹と親戚(だったと思う)の娘で五人。
男三兄弟を、亀井健、江田由紀浩、小林エレキが演じる。敬称略。
札幌で三人兄弟をするなら、おそらく一番飛距離が出る組み合わせ。
この配役だけで、チケット代分の価値は十分。
次々と投入される場面に、照明、音響の効果で飽きさせない進行。
過剰と言えば過剰だけど、それも使いこなせる演出力があってこそ。
一歩間違えると「犯罪者側にだって事情がある」的な犯罪擁護の話になりかねない、危険なところにあえて踏み込んでいる。
ヒロインの岩杉夏さん。国民的アイドルと言われて違和感ない見た目はそれだけですごい。
もっと見得切って顔を見せてほしい。
やってることは変わらない、むしろ悪化しているようにも見えるけど、それでも登場人物たちの成長を描いた話ということでいいと思う。
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