2019/11/24
・ロボットコンテスト準備中のロボット研究部のところに、謎の侵入者が現れる話。
・高文連のときの上演は見られず。そのときのパンフによると現在の部員は三人。それでも、平成27年度の全国大会に出場している。つい最近。
・開場中、舞台上にロボットが立っていてお客さんを迎える。みんなの期待する工業高校感が楽しい。
・アマゾンって言うからあとでアマゾンで探したけど、見つけられず。探し方が悪いのか。アマゾンのフリしてほんとは作ってたんだったらかっこいいけど。
・開演早々、ベイマックスみたいな見た目のハジメくんと、その持ち主みたいなアキラくんが真顔でボックスを踏んでいる。最高のツカミで早々に笑う。
・主導権がアキラくんにあるように見えて、彼の理屈っぽさもめんどくささもしっかり受け入れるハジメくんの包容力。
・見た目も性格も間逆の二人が、お話が進んで険悪になるでもなく、ただひたすら仲がいい。ほほえましい。
・アキラくんが足を細く見えるぴったりしたの履いているのも、対比を強調する計算なのか。
・三人目のダイゴくんが出てきても、そこまでギスギスする感じでもなく、三人でイチャイチャし始める。
・ポジネガどちらにも振れる事件に対しても、ひたすら「楽しい」「面白い」で通しているのでストレスがない。
・役者三人とも、立ち振る舞いの玄人感が強い。
・ギャグも勢いに頼らない感じで安心して笑える。
・定番のカルチャーギャップ描写もおさえつつ、終盤の前フリもしておく。構成しっかりしてる。
・『七つの海』方式にするのかと思ったけど違った。多少強引でも超自然的な出来事の理屈はほしいかも。
・オタ芸、あんまり話に関係ないけど、三人が仲良くなったということの抽象表現でいいんだろうか。
・というか、若者文化の代表みたいに紹介されてからしばらく経つけど今でも現役なんだろうか。
・このあたりも、よその人が期待するオタク感みたいなのをあえて見せているような気がする。
・終盤、感傷的な方向に急カーブしていくのもそうしたほうが盛り上がると判断したのかな。ちょっとサービスしすぎな感じもする。
・若者らしからぬ客観目線が徹底した作品だった。
(2019/11/24 15:00の回)
■出演/畠山 暁臣・後藤 一・三木 大介
作/松本=進藤(琴工卒業生)
演出/後藤 一
協力/鷲頭 環
※パンフを紛失してしまったようで、
TGRの公式ホームページから引用。すみません…。
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