最近知ったんですけど、代表的な桜の木、たしかソメイヨシノだったかな、あれって日本全国の木が全部同じ遺伝子なんだそうですね。だから気候が同じ条件になるとちゃんと咲くので、開花予報とか桜前線みたいなのがわりときっちり出せるんだそうです。昔から桜と金木犀はなんでみんな示し合わせたように花が咲くのか不思議だったんですが、なるほどそういうことですか。
というか、桜の木を植えたとかいう話はあちこちにあって、たいてい美談なんですが、それは別にいいんだけど、いわゆる「春は桜」みたいなイメージって、実は実はバレンタインデーみたいにたとえば戦後の割と最近の時期に、割と少数の人たちの悪意じゃないけど特殊な強い意志によって作られたものなんじゃないの、もしかして?
今日は子供の入園式で、まだ桜の花が散り始めで街の華やいだ雰囲気がまだ残っていたのでよかったなあ、と思ったのですが、そういう穿ったコト考えちゃうといまひとつ素直に喜べないよね。ただの花見ならそんな事気にもしないんだけど。