縁起笑店

縁起の道も招き猫から
陶芸家猫社長のつれづれコラム
横浜の縁起村から伊豆の満腹村に移住

昔の記念切手

2006-09-16 | Weblog
猫社長が子供の頃、本屋で記念切手がばら売りされていた。当時のおやつ代くらいの値段で
男の子がメンコやビー玉を買うみたいに猫社長も切手をちょくちょく買っていた。
その切手をセロファンで一枚づつ包み切手帳に大切に保存していたんだけど、数十年の時を経て、
これが高く売れるのかどうか知りたくなって東京駅ガード下の何とかスタンプへ切手帳を
見せに行った。ガード下の小さな何とかスタンプには萎れたじいさまが二人鎮座ましましていて、
ひとりの爺さまに切手帳を渡したら、そのじいさん切手帳をおもむろに受け取ったと思うまもなく、
最近は切手を集める子供がいなくて、売れないんだよねえ、だとさ。
切手なのになんと原価割れするんだと、30円のすいせんの切手が30円以下、そんな理不尽な。
それじゃあ仕方ない、ということで今後古記念切手をバシバシ使うことにした。
だれか東京オリンピックの切手で手紙をあげようか?