縁起笑店

縁起の道も招き猫から
陶芸家猫社長のつれづれコラム
横浜の縁起村から伊豆の満腹村に移住

電話にでんわ

2007-06-15 | Weblog
電話セールスがやたら多い、だから電話を受けたときの猫社長の第一声はものすごく無愛想だ。
猫社長は電話を取ったときはまず耳をすませ他の声が聞こえるかどうか確かめる。
セールスだと別の人間のセールストークが受話器の向こう側で小さく聞こえてくるので、ははんとうなずいて
まず黙って勝手にいいたいだけ話をさせる。その間マンション、株、おそうじ、屋根瓦、たたみ、
ブロードバンドといろいろあるが種類によってどう対処するか向こうが話し終えるまでに考える。
光の場合はパソコン持ってませーん。太陽光発電ならうちは借家なんですと答える。
でも大抵は留守番の子供、おじいさん、わたしわかんなーいで大概はかたずけてしまう。
偶然だけど、最近新宿区に住んでいる二人のかたからそれぞれ注文の電話をいただいた。
これまた偶然にも旧日本橋丸善で作品を買い求めてくださった人たちだった。
時々こういった電話をもらうんだけど、知らない人からの電話はセールスじゃないとわかっていても
はやはりかまえてしまう。でも掛けている人のほうがもっと緊張しているのは間違いない。
話を聞いていくうちに猫社長の作品を気に入ってくれている人からだとわかったとたん、人格がころっと変わって恵比寿声、
現金な猫社長。あらまあ、おほほ、お目が高いと今度はこっちから手のひら替えしのセールストーク。
お客様は神様です。
セールス電話の話に戻るけど長々と商品のマニュアル解説をしたあげく、猫社長の猫芝居にあっさりと
引き下がるんだから、おめえらだらしないよ。電話で商売するな、汗をかけ。
猫社長はエアコンなしのアトリエでこの夏も仕事するんだからな。

横浜そごう6階ジャパンショップに夏のアイテムが揃いました。
イルカ、カエル、金魚、招き猫、亀、かっぱ