縁起笑店

縁起の道も招き猫から
陶芸家猫社長のつれづれコラム
横浜の縁起村から伊豆の満腹村に移住

ラヴレター・from・宮内庁

2008-02-22 | Weblog
ポストを覗いたらダイレクトメールやらなんやらの間にわら半紙色の古びたはがきが混ざっていた。
手にとってよく見たら皇居吹上御苑での自然観察会についてと書いてある。ああそうか、新聞に吹上御苑内を
観察したい人を募集していたんだ。それで往復ハガキをだしたのだ。引き出しに40円時代の往復ハガキが
あったので観察希望と書いてだしたんだっけ。何々、申込者多数につき抽選を行った結果、残念ながら落選だってさ。
くー、残念だなあ、行きたかったなあ、でもすっかり忘れていた。
東京のど真ん中で手つかずの自然が残っている吹上御苑。きつねやたぬき、もしかして絶滅した日本狼も
生き残っているかもしれない。倒幕軍の追っ手から逃れた徳川の末裔がちょんまげのまま新しい政府が生まれた
ことも知らず、日本がアメリカのぽちになっていることにも気づかず、再び徳川の世が来ることをひたすら
願いながらひっそり隠れて暮らしているかもしれないのだ。猫社長はそれを発見したかった。
こんな魂胆だから落選したしたのかも。
ラヴレター・from・宮内庁 猫社長の宝物の一つに追加