縁起笑店

縁起の道も招き猫から
陶芸家猫社長のつれづれコラム
横浜の縁起村から伊豆の満腹村に移住

どこでもキクラゲ

2010-04-22 | 旬時候
縁起村の公園に立ち枯れた落葉樹がある。その木の根本になにやら気味の悪い物体がぐちゃぐちゃと
上に向かって這い上がるように引っ付いていた。キクラゲみたいだ。キクラゲは猫社長の大好物だ。
シコシコプリプリとした食感がたまらない。きくらげは乾燥したものしか食べたことがない
国産物はいい値段だ。
立ち枯れさんのキクラゲは国産だったら1万円分位収穫できそうだ。それにつけてもおいしそう。
でもやはり、不安だったので、本当にキクラゲかどうかきのこ博士のシメジジイに電話してみた。
「シメジジイ、キクラゲに似た毒きのこってある?」
「わしの知っている限りないと思うよ。キクラゲはそこら中にあるからわしはよく食べている。
ためしにちょっと食ってみりゃいいじゃん」
その後メールで画像を送ったら、キクラゲだと返事がきた。
シメジジイを信じてトマトスープに千切りにしたキクラゲを入れて食べた。
プリプリとした食感はキクラゲそのものだった。
今こうしてキーボードを打っている猫社長はお腹も壊さず吐き気も幻覚も見ず元気に生きている。

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