縁起笑店

縁起の道も招き猫から
陶芸家猫社長のつれづれコラム
横浜の縁起村から伊豆の満腹村に移住

麺はごめんだ

2008-04-20 | Weblog
山梨食事編、朝食もそこそこに出かけたので、腹ぺこ。昼に手打ち蕎麦を食べた。ちょっとこきたない店構え
だったが、回りにそれらしい食堂がなかったので仕方なく入ったみたらこれが案外においしくてちょっと得した
気分になった。ところが蕎麦だけじゃすぐにお腹が減ってきた。そこで4時頃遅めのおやつに山梨名物ほうとうを
食べた。
ほうとうは名古屋の放蕩息子が勘当されて山梨まで流れてきてそこで広めた料理なんだよ。
猫社長、それってばればれ、いくらなんでも無理無理。
さすがももんがちゃん、猫社長のことをわかっておられる。
さて、今日は夕食抜きかな、ところが家に帰るとあんかけ中華やきそばが待っていた。好物なので完食。
この日のメニュー、蕎麦、うどん、中華麺、
次に日の朝食、冷蔵庫にあったソース焼きそばをつくる。さすがに麺類は飽きた。お米食べたい。

あっ、ニホンカモシカ

2008-04-17 | Weblog
昨日はドライブで山梨周辺を走った。
どんな種でも野生の生き物との遭遇は驚きと好奇心にみちみちて心が躍る。
山梨博物館から山越えして河口湖に向かう途中の国道沿い、山の斜面に樹木以外の物体が目に飛び込んできた。
FRPの等身大のフィギュアか、いや生きているニホンカモシカだ。車窓から見た時間は5秒もなかったはずだけど、
しっかり脳裏に焼き付いた。鹿じゃない、猿じゃない、熊でもない、天然記念物だよ、ニホンカモシカだよ。
街中で偶然20年ぶりに再会した友達よりインパクトがある。こんなことはきっと生涯一度あるかないかだ。
山梨博物館、偶然入ってみたらおいしかった蕎麦屋、コンビニで振る舞ってもらった極上ごま豆腐、
立ち寄った古寺の鐘突堂のわきで飼われていた哀愁を帯びた黒柴、山中のニホンカモシカ、どかーんと湖面の
かなたにそびえる画面いっぱいの富士山、また訪ねくることがあるだろうか、難しいな、たぶんないな。
年を取ってくると、毎日が一期一会になってくる。
今日はゴキブリと一期一会した。ごめんね、君とは明日がないんだ。初対面のあいさつもそこそこに、バシッ!
猫社長は丸めた新聞を振り下ろした。

ビューティワンコロシアム

2008-04-15 | Weblog
ピノコが来てからそろそろ3ヶ月、3キロだった体重が7キロになったせいかちょっとお腹がたぷたぷしてる。
栄養がよかったのか、センター暮らしの長いストレスから解放されたのがよかったのか、新しい毛に生え替わり、
今では固い毛が体中をみっしり被っている。ハゲ鼻にも毛が生えた。しっぽもソフトクリーム、
猫社長も目を見張るほどの変わりよう、最初は疑いのまなこでみていたがようやくワイヤーらしくなったきた。
これぞビューティワンコロシアム。ピノコのビフォア、アフター。
センターの獣医さんの話ではピノコの年齢は歯の状態から推定2才くらいとのこと、つまりピノコの過去2年は
どのような生活を送ってきたのかまったくわからない。なぜ飼い主はピノコがいなくなったとき探さなかったのか。
猫社長はいろいろ憶測する。落ち着きのなさ、運動量の多さ、いたずら好き、あれやこれやのテリアの気質に
手を焼いてさじを投げていた。きっと見た目のかわいさだけで飼ったんだろう。
犬に犬らしさを求める猫社長には悪さもいたずらもまったく関係ねえ。全力疾走で駆け回るピノコの姿は
美しいのひと言、お願いだから長生きしておくれ。

横浜そごう6階ジャパンショップに常設、鯉のぼり かえる かっぱ

最近切符買ってない

2008-04-14 | Weblog
パスネット、スイカ、パスモ、いやはや便利なものができて電車の乗り降りが楽になったのなんのその。
でも初乗り運賃がわからなくなったし、運賃さえもう藪の中みたいにどこがいくらかここまではいくらかとか
調べもしなくなってしまった。ハイエナ君は脳を使わなくなるからといまでも券売機で切符を買っている。
ハイエナ君が切符を買っている間、猫社長は格言を浮かべている。新しい物には巻かれろ、年寄りの冷やしスイカ。
昔々、猫社長が子供の頃の縁起駅は券売機なんかなくて、切符はガラスのついたての向こう側にいる駅員さんから
買っていた。満腹駅まで一枚と言ってお金を置くと、厚紙くらいの切符を渡してくれた。改札でその切符に
鋏を入れてホームにはいるのだ。
電車に乗っている時、時々車掌さんが乗車券を拝見しますと後部から回ってくるときがあった。日中の比較的
空いている急行なんかのときだ。そんなとき猫社長がほしくてたまらなかったのが乗り越したときにもらう
映画のチケットくらいの切符だ。それにはその私鉄の駅名マップが乗っていて乗った駅と降りる駅のパンチが
いれてある。乗り越しでその紙切れチケットをもらったときは降りる駅までじーっと駅名をあきもせず
みつめていたものだ。乗車券をチェックしているうちにあまりに前にきてしまい、停車駅が近づいてあわてて
車掌室に駆け戻る車掌さんの足をひっかけてころばしたのは縁起村一きらわれもののイタチじいさんだった。
時代は変わり、パスモの時代となった今では懐かしい思い出だ。だけどさあ、あのデポジットって必要なの?
クレジットカードで引き落とすための銀行預金みたいなものか。

ほっとけ

2008-04-11 | Weblog
後期高齢者保険、またまた書類が届いた。婆ネコがさっぱりわからんと言うので、猫社長がまたまた代読した。
振り込みに関する用紙もある。うーむ、猫社長にもさっぱりわからん、こういうときはどうするか、
ほっとくのが一番いい。今にそのうちだんだん何かあったらきっと分かるだろう。
役所の通知と取説は昔から難解なのが相場だ。
分からないと言えばCO2排出権、そこでカバ太郎君に聞いてみた。
そんなの簡単だよ、俺は一日10キロのうんこをするだろ、でもある日土壌汚染だからって排出量を減らせよと
地球からお達しが来るんだ。それで俺は削減目標を一日5キロにされた。でも俺は山のように草を食べるし、
そうしないと生きていけない。それでだ、小食のガゼールちゃんと取引をした。ガゼールちゃんのうんこは
一日2キロくらい、俺の分3キロを受け持ってもらい、後2キロもミーアキャットに受け入れてもらった。
それについては二人に謝礼をしなくてはいけないけどこれで一気に解決ってことだ。
分かったかい?猫社長。
えーっ、ほんとにそうなの?でもさ謝礼をもらった二人はそれでおいしいものを沢山食べて太って、うんこの
量が増えて5キロ越えちゃったらまた小食の誰かを捜さなくてはならないよね。やっぱりわからない。
わからない、わからないといっているうちにとうとうみんないなくなってしまいました、とさ。
これでいいのか?