ブラジルの経済について論じたBrazil, the Un-ChinaというTIME誌の記事の冒頭に以下のようなくだりがあります。
When Brazilians contemplate the beauty of their country or the ability of their soccer team, they like to joke, "God is Brazilian." It seems foreign investors have taken the joke seriously.
No emerging nation has attracted portfolio flows the way Brazil has in recent years. Charts tracking the money pouring into the country this year have shown a near vertical line to surpass the totals for 2010, which itself was a record year. This has made the Brazilian real one of the most expensive currencies in the world, and it sure feels that way on a visit to the country.
ここでのrealは何を意味しているかおわかりでしょうか?これは多義語というよりは同音異義語で、誰でも知ってるrealとは全然別の意味です。思考時間の目安は辞書なしで5分としてみます。
解説は次回。.
When Brazilians contemplate the beauty of their country or the ability of their soccer team, they like to joke, "God is Brazilian." It seems foreign investors have taken the joke seriously.
No emerging nation has attracted portfolio flows the way Brazil has in recent years. Charts tracking the money pouring into the country this year have shown a near vertical line to surpass the totals for 2010, which itself was a record year. This has made the Brazilian real one of the most expensive currencies in the world, and it sure feels that way on a visit to the country.
ここでのrealは何を意味しているかおわかりでしょうか?これは多義語というよりは同音異義語で、誰でも知ってるrealとは全然別の意味です。思考時間の目安は辞書なしで5分としてみます。
解説は次回。.
今回の出題は、失礼ながら、題名とヒントを読めば、英語を読まなくてもわかってしまう内容でしたね。ブラジルの通貨の単位ですね。
それよりも、この中の後半にある代名詞は、ちょっと迷わされます。
which itself was a record year.のitselfは、this year was a record yearと置き換えると都合が良さそうに見えますが、自信が持てません。(the money pouring into the country this yearを指しているのならば、which itself was a record HIGHとなるはずと考えました)
また、最後のit sure feels that way......のit/that wayはどれを指しているのでしょう。ご教示いただければ幸いです。
「which itself was a record year.のitselfは、this year was a record yearと置き換えると都合が良さそう」とのご指摘に関しては、this yearで「今年」みたいなニュアンスが発生しそうな気がするので私は賛成できません。記事が書かれた段階(2011年7月)で今年を過去形で語ることはできませんから、whichが指してるのは言うまでもなく2010年ですよね。
最後のit sure feels that way......のitは形式主語、that wayはBrazilian realが高いということだと思います。
しっかり読みなおしてみればその通りでした。こういった所への投稿は、やはりしっかり読み込んでからでないといけませんね。
話は変わりますが、english x englishを高校1年の娘に買い与えたものの、きれいなままです。良い本だと思ったのですが・・・。仕方なしに、鈴木さんのお勧めのTIME for Kidsをarchiveから引っ張り出して、週に1つ程度の記事を読ませ、私なりにその記事から問題を作って解かせています。こちらは疲れますが、少しは成果が上がっているかと思います。
おかげで(?)、彼女は塾の英語クラスをやめちゃいました。高校生が英語力アップと受験に対応するために読ませるものでお勧めのものは他にありませんか?
TIME for Kids以外におすすめできる読み物ですと、私の好みではO・ヘンリー短編集あたりですね。ことにA Retrieved Reformationは何度読んでも飽きません。高校生レベルにやさしくリライトされた本もいくつか出てます。