英検準1級&東大・京大・早慶の英語(英単語)は英英方式で突破できる!

英英思考を制するものは英語を制す。英英辞典とネイティブ向け読み物への早期移行が異次元の高速学習を可能にした。

英語思考力を鍛える多義語(26)解説編

2011年08月03日 | 英語思考力を鍛える多義語
 ブラジルの経済について論じたBrazil, the Un-ChinaというTIME誌の記事の冒頭に以下のようなくだりがあります。

When Brazilians contemplate the beauty of their country or the ability of their soccer team, they like to joke, "God is Brazilian." It seems foreign investors have taken the joke seriously.

No emerging nation has attracted portfolio flows the way Brazil has in recent years. Charts tracking the money pouring into the country this year have shown a near vertical line to surpass the totals for 2010, which itself was a record year. This has made the Brazilian real one of the most expensive currencies in the world, and it sure feels that way on a visit to the country.

 ここでのrealが指しているのはブラジルの通貨単位です。currencyに通貨という意味があることさえわかれば簡単に推測できそうですが、???となってしまう英語学習者は少なくありません。
 そうなってしまう理由は「一語一義主義」と呼ばれる旧弊な受験英語の流儀にあると思われます。ひとつの単語の意味をひとつだけ頭に焼き付けるような学習法を続けると頭が固くなり、応用がきかなくなります。そういった事態を避けるには「難しいものを少し」という受験英語を脱却して、「やさしいものをたくさん」やる英語に切り換えることです。やさしい英文でも意外な意味を持つ単語はたくさん登場します。.
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