英検準1級&東大・京大・早慶の英語(英単語)は英英方式で突破できる!

英英思考を制するものは英語を制す。英英辞典とネイティブ向け読み物への早期移行が異次元の高速学習を可能にした。

脱暗記英語のすすめ

2009年01月02日 | 英語学習法
 ブログ読者の皆様、新年のお慶びを申し上げます。本年も、面白い英語記事や新しい英語学習法を紹介していきたいと思います。

Generating Conflict
(TOEIC800~900点、英検準1級~1級レベル) NEWSWEEK Sept29 2008
というラテンアメリカで今も水力発電が推進されていることを伝えるNEWSWEEKの記事を以前紹介しました。

 この記事の中に
Opponents of such mega-hydropower plants say they not only drown farmland and villages, but often, especially along the lazy rivers of the low-lying tropics, produce energy at exorbitant cost.
という一節があります。
lazy riversとはもちろん「怠慢な河川」ではなく、「流れの緩い河川」です。lazyには「流れの緩い」という意味のあることがわからなくても、文脈で英語を読む習慣がついていれば容易に意味を推測できる多義語です。しかしこのような応用が苦手な英語学習者は少なくありません。そういった学習者に共通するのは、単語集、さらには英和辞典までも生真面目に覚えようとする暗記主体の英語学習です。lazyに「流れの緩い」という意味があることを記していない英和辞典もありますから、たとえ英和辞典を一冊全部覚えたところで応用がきかなければ正しい読解はできません。
 応用のきく英語力を身につけるには、英語の基礎を習得(目安としては実用英検準2級で常に九割得点できるレベル)した後は、やさしい英語の大量インプットを中心にした英語学習を行い、知らない単語が出てきたら文脈から意味を推測する習慣を身につけることです。辞書は英英を使った方が力が伸びます。単語帳を作る際には英英で作るようにすると、日本語の介在を減らせますので効率よく英語力を伸ばせます。

 以下は2007年のTIMEFORKIDSから選んだ多読向きの記事です。

The Great Debaters Battle Prejudice
 1930年代に、人種的偏見を打ち破ってディベート技術を磨き、ハーバード大と全国チャンピオンを争った黒人学生のディベートチームがありました。実話に基づく映画の制作を巡る記事です。

A Leader's Return
 パキスタンのブット元首相の帰国を伝える記事です。 

A Leader is Lost
 パキスタンのブット元首相の暗殺を伝える記事です。

 難しければ、アメリカの小学校2~3年生向けのTIMEFORKIDSの多読をおすすめします。
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