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「オズの魔法使い」のキーワードcharmをめぐる雑学

2009年06月30日 | ボキャビル
 オズの魔法使いではcharmということばが頻繁に登場しキーワードになっています。「魔力」と理解すればよいでしょう。
 ちなみにこのcharmには「お守り」という意味もあって制作後70年近く経ても名作と評されるラブストーリー「哀愁」にも登場しています。

「哀愁 ビリケン charm」で検索すると以下のようなサイトが見つかりました。

古今東西縁起かつぎ物語【その六】ウォータールー橋とビリケン人形


(引用開始)
「さて、ウォータールーに話を戻しましょう。現在の橋は二代目です。あまりに近代的すぎて、映画「哀愁」(原題は"Waterloo Bridge")のイメージから遠く離れてしまいました。1940年の映画ですが、いまでもウォータールー橋にちなんで必ずとりあげられますので、名作は不滅の実証例といえます。この映画は、ヒロインのマイラ・レスターを演じたヴィヴィアン・リーの魅力につきると思うのですが、いかがでしょうか。

第二次世界大戦が勃発し、1939年9月、イギリスはドイツに対して宣戦布告します。英軍大佐ロイ・クローニン(ロバート・テイラー)はフランスへ赴く途中、ウォータールー橋を通るように運転手に命じます。しばし、橋上で思い出にふけるロイ。はや初老となった彼が手にしているのは、まだ若かったロイが第一次世界大戦に出征する際、マイラから贈られた小さなビリケン人形でした。

"Here take this."(これを持っていって) 

"Your good luck charm?"(君のお守りを?) 

"Perhaps it will bring you luck. I hope it will. I'll pray it will."(あなたを守ってくれるわ。そう願ってる。祈っているわ)

ロイの耳にマイラの声が蘇ります。ふたりの出会いと別れが回想の形で語られていきます。」
(引用終了)

 1990年頃のラブストーリー「ゴースト」では硬貨がcharmの役割を演じ、映画の中でそう呼ばれていた記憶があります。ただこれは商業的にはヒットしたものの後世には残りそうもない映画で、「ゴースト 硬貨 charm」でグーグル検索しても見つかりませんでした。しかしセリフの量が多く教材にして惜しくはない映画ですのでリスニング用にはおすすめできます。
 charmという単語が試験に出ることはあまりないでしょうけれども、同じ単語が「魔力」になったり「お守り」になったりすることを面白いと感じられるようであれば英語力は伸びていくと思います。
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