英検準1級&東大・京大・早慶の英語(英単語)は英英方式で突破できる!

英英思考を制するものは英語を制す。英英辞典とネイティブ向け読み物への早期移行が異次元の高速学習を可能にした。

2007年センター入試

2007年07月23日 | その他
 今年はセンター入試の出題傾向が大幅に変わりました。「良問化」と見ていいと思います。長文はいずれも具体的な内容で、あのレベルの英文を多読すれば受験生の英語力も伸びるはずです。今まで大方の受験生が日本語に訳して考えていたであろう、つまりは悪問の最たるものであった文整序問題がなくなりました。「センター入試英語対策」などしなくても「英語を英語のまま理解する学習」をしっかりしていれば正解できる問題がほとんどです。

 新傾向の、altruismという高度な単語を含む英文を読ませてaltruism(利他主義)の意味を問う問題は、知識ではなく英語の思考力を問うもので、普段から英英辞典に親しむのが最良の対策になります。

 ただ討論を題材にした英文が、問題の長所と短所を律儀に挙げるものの結論が曖昧という、典型的な日本人の意見表明になっていたのが惜しまれます。

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