1月に雪の松島ツアーを開催して以来、シーカヤックツアーは開催しておりませんでしたが(受付はいつでもしております。)、2月も一回海に出ております。3月4日のツアーと併せて、冬のシーカヤックツアーの模様です。とは言っても、あんまり他の季節と変わり有りません。適切なウェアと装備があれば、冬の海も楽しいです。
2月25日(土)。久しぶりのシーカヤックツアーは、冬の定番、松島湾へ。
松島湾の一部は、宮城県でも有数の北西風を遮ってくれる地形になっています。この日は、風がそれほど吹かない予報と現場状況だったので、松島島巡りへ。
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JSCAのインストラクター仲間、屋久島カヤックツアーKAZEの今野さん(仙台出身)が参加してくれました。インストラクター2名態勢。屋久島に行ったときは、是非!→屋久島カヤックガイドKAZE
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冬とは思えない暖かさの浜辺。日差しがあって風が無ければ、海の上はそんなに寒くはありません。なにしろ、水温は5℃以上。
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仁王島のシルエット。
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大藻根島、小藻根島、鐘島と島を巡っていきます。
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鐘島の洞門。不安定な岩場なので、落石や崩落の気配には十分な注意が必要です。
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水際の海苔。春ですね!
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続いて、3月4日(土)。
この日は、早出ツアー。7時に出艇場所に集合します。統計的に、10時過ぎぐらいから風が強まるパターンが多いので、早い時間に出艇するのは、風のリスクを軽減してくれます。
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この日は、強風注意報が出ておりました。強まる風向は、南西。昼前から風が強まると予報されていました。
カヤックの事故は、強風下で起こることが多いです。風には万全の態勢で臨みます。
この日のコース設定は、通常とは逆コースで、南西風が強まったときに対応しやすいこと、風下側にエスケープルートがあること、風裏で休みながら、風に向かって漕げることを重視して、コースを決めていきます。そして、常に風が吹く兆候が無いかを確認しながら漕いで行きます。
コース設定を変えたので、久しぶりに、水産研究所周辺を漕ぎました。
※この日の参加者は、パドリング時間が推定500時間越えのメンバーで、全艇にスケグが装備してあります。ウェアリングは、全員ドライスーツ。ポギー携行または装着。
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空と海の状況を確認しつつ、馬放島へ。林立する竹杭の間を漕ぎます。※航路が表示されています。強風時は通らないようにした方が良いです。
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馬放島に到着直前、若干風が強まってきました。
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休憩は、風裏で。しっかり休憩して、帰路に備えます。稜線の木や、トンビの飛び方から、風が強まりつつあることを確認して、早めに戻ることを決めました。
※ここで、対応できない風速に上がりそうなら、対岸で風裏の漁港に緊急上陸できます。
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上の写真は、風裏。下の写真は、風の吹く場所の手前です。この先は、目測で平均5m/s、西からの風が吹いています。この時点で9時ぐらい。朝の判断よりも風の強まりが早いですが、このメンバーと装備なら十分安全圏です。
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湾内は、一部風が吹き抜けやすいのか、風が強い場所がありました。予報よりも北寄りの風。左から風を受けて漕ぎますが、スケグのおかげで針路の維持もそれほど苦労はありませんでした。
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振り返ると、こんな感じ。波と光とシーカヤッカーのシルエット。
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30分弱のパドリングで、風裏到着。出艇した浜まで10分ほどの場所です。
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風の中を漕ぐのは、リスクもありますが、トレーニングは不可欠です。常に予報通りの風が吹くとは限らないので、強風下でのパドリング技術は安全にシーカヤックを楽しむ上で重要です。そして、、その技術を身につけるのは、やはり風の中で漕ぐ事が必要で、静水でトレーニングしても中々実戦的なパドリング技術は身につきません。この日は、久しぶりの横風対応。スケグの有効性を再確認したことはもちろんですが、ボートコントロールの良いトレーニングにもなりました。安全を確保した上で、強風下のトレーニングをするには、風が吹きやすい今の季節が向いています。但し、十分な装備はお忘れ無く。
☆☆お知らせ☆☆
3/11(土) 御前湾・出島1DAYツアー
3/12(日) スノーシューツアー営業終了に伴い、リクエスト募集中!
3/17(金) 森のだいどころ~ミートローフ、石窯パン~
3/18(土) NPO法人森は海の恋人 冬PGMサポート
3/19(日) 御前湾・出島1DAYツアー
3/20(月祝)長面・尾崎1dayツアー(変更可)
3/25 (土)ー26(日) いずしま民宿ツアー
今年がラスト開催!春の海は美味しい物がいっぱいです!
4/2(日) 金華山一周ツアー
4/3(月)~7(金) スリップストリーム野外救急法南三陸基本の50時間
※諸事情により、会場を南三陸 海のビジターセンターに変更しています。
4/9(日) 白石川お花見ツアー
2017年遠征・キャンプツアー
2月25日(土)。久しぶりのシーカヤックツアーは、冬の定番、松島湾へ。
松島湾の一部は、宮城県でも有数の北西風を遮ってくれる地形になっています。この日は、風がそれほど吹かない予報と現場状況だったので、松島島巡りへ。
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JSCAのインストラクター仲間、屋久島カヤックツアーKAZEの今野さん(仙台出身)が参加してくれました。インストラクター2名態勢。屋久島に行ったときは、是非!→屋久島カヤックガイドKAZE
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冬とは思えない暖かさの浜辺。日差しがあって風が無ければ、海の上はそんなに寒くはありません。なにしろ、水温は5℃以上。
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仁王島のシルエット。
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大藻根島、小藻根島、鐘島と島を巡っていきます。
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鐘島の洞門。不安定な岩場なので、落石や崩落の気配には十分な注意が必要です。
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水際の海苔。春ですね!
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続いて、3月4日(土)。
この日は、早出ツアー。7時に出艇場所に集合します。統計的に、10時過ぎぐらいから風が強まるパターンが多いので、早い時間に出艇するのは、風のリスクを軽減してくれます。
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この日は、強風注意報が出ておりました。強まる風向は、南西。昼前から風が強まると予報されていました。
カヤックの事故は、強風下で起こることが多いです。風には万全の態勢で臨みます。
この日のコース設定は、通常とは逆コースで、南西風が強まったときに対応しやすいこと、風下側にエスケープルートがあること、風裏で休みながら、風に向かって漕げることを重視して、コースを決めていきます。そして、常に風が吹く兆候が無いかを確認しながら漕いで行きます。
コース設定を変えたので、久しぶりに、水産研究所周辺を漕ぎました。
※この日の参加者は、パドリング時間が推定500時間越えのメンバーで、全艇にスケグが装備してあります。ウェアリングは、全員ドライスーツ。ポギー携行または装着。
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空と海の状況を確認しつつ、馬放島へ。林立する竹杭の間を漕ぎます。※航路が表示されています。強風時は通らないようにした方が良いです。
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馬放島に到着直前、若干風が強まってきました。
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休憩は、風裏で。しっかり休憩して、帰路に備えます。稜線の木や、トンビの飛び方から、風が強まりつつあることを確認して、早めに戻ることを決めました。
※ここで、対応できない風速に上がりそうなら、対岸で風裏の漁港に緊急上陸できます。
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上の写真は、風裏。下の写真は、風の吹く場所の手前です。この先は、目測で平均5m/s、西からの風が吹いています。この時点で9時ぐらい。朝の判断よりも風の強まりが早いですが、このメンバーと装備なら十分安全圏です。
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湾内は、一部風が吹き抜けやすいのか、風が強い場所がありました。予報よりも北寄りの風。左から風を受けて漕ぎますが、スケグのおかげで針路の維持もそれほど苦労はありませんでした。
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振り返ると、こんな感じ。波と光とシーカヤッカーのシルエット。
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30分弱のパドリングで、風裏到着。出艇した浜まで10分ほどの場所です。
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風の中を漕ぐのは、リスクもありますが、トレーニングは不可欠です。常に予報通りの風が吹くとは限らないので、強風下でのパドリング技術は安全にシーカヤックを楽しむ上で重要です。そして、、その技術を身につけるのは、やはり風の中で漕ぐ事が必要で、静水でトレーニングしても中々実戦的なパドリング技術は身につきません。この日は、久しぶりの横風対応。スケグの有効性を再確認したことはもちろんですが、ボートコントロールの良いトレーニングにもなりました。安全を確保した上で、強風下のトレーニングをするには、風が吹きやすい今の季節が向いています。但し、十分な装備はお忘れ無く。
☆☆お知らせ☆☆
3/11(土) 御前湾・出島1DAYツアー
3/12(日) スノーシューツアー営業終了に伴い、リクエスト募集中!
3/17(金) 森のだいどころ~ミートローフ、石窯パン~
3/18(土) NPO法人森は海の恋人 冬PGMサポート
3/19(日) 御前湾・出島1DAYツアー
3/20(月祝)長面・尾崎1dayツアー(変更可)
3/25 (土)ー26(日) いずしま民宿ツアー
今年がラスト開催!春の海は美味しい物がいっぱいです!
4/2(日) 金華山一周ツアー
4/3(月)~7(金) スリップストリーム野外救急法南三陸基本の50時間
※諸事情により、会場を南三陸 海のビジターセンターに変更しています。
4/9(日) 白石川お花見ツアー
2017年遠征・キャンプツアー
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