食事を口にするようになって5日後、OBが右後足を引きずって歩くようになった。「どこかにぶつけたのか?」と思い、獣医に連れて行く。詳しく検査をするために病院に預けて帰舎した。食べる量は、まだ以前の量には戻っていないが、ちょっとだけでも食べることで安心できる。すぐ病院に連れて行くことを神経質と言われることが多々ある。しかし、彼らは、言葉を話す手段が乏しい・・どんなに痛くても我慢してしまう。そんな彼らの変わりに状態を把握するのは、人間の義務ではないか、と偉そうに考えている。どんな状態になっても生きていて欲しいとも思う。それは究極のエゴイストで弱い人間だからだと思う。食事には、免疫を上げるための〝ロッキーマンモス〟〝天彌サラサ〟〝AZ-X〟は欠かせない。まだガンになった子は、1頭もいないが、たまたまなっていないだけだと思っている。予防になるかどうかは、わからないが、できる限りしたいと思っている。
病院から電話があって迎えに行った。レントゲン写真を見ながら「椎間板ヘルニアです。かなりつぶれていて手術はできません。」と言われた。背骨の間が1箇所狭くなっていた。「今まで足を引きずることはなかったのに急にひどくなることってあるのですか?」という質問に「気が付かないこともあります。徐々に悪くなっていきますから」と言われる。『そんなことはないー神経質なほど観察している』と心の中で言ったが、現実は、徐々に悪くなっていることを気が付かなかったダメな飼い主なのだ。