幸せは どんなときも 私の中に・・・
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今月初め、母は、糖尿病の主治医から勧められてCT検査を受けた。
そして、胃の画像に異常があると言われた。
で、さらに腫瘍マーカーの検査を勧められて受けた。
数日後、説明を聞きに来て下さいと病院から電話があった。
本人もと言われたけれど、認知症の母に余分な不安を感じさせたくないので、私1人で聞きに行った。
マーカーのCA72ー4だけが、基準値6.9以下に対して20という結果で、
それは消化器系の癌の可能性を示すものだという。
主治医は、受け持ちの糖尿病の患者さんの中にも最近何人も癌を見つけてしまったので・・・何もなければ良いのですが、とも。
実家に行って、さらっと説明すると「あら、胃がんかな?」と言った母だったけれど、
すぐにそのことは忘れてしまっていた。認知症ありがたし。
で今日、紹介された大きな総合病院で内視鏡検査を受けに行った。
母には生まれて初めての胃カメラだったけれど、
安定剤(麻酔と同じらしい)を使用しての検査だったので、
眠ってるような状態で何の苦痛も意識も?なかったようだった。
一時間休憩した後には、母はもう検査のことは忘れていた。
で結果は・・・
胃も、どの内臓も、問題なし!
日々の母からは、全く胃の不調は感じられなかったし、
マーカーは異常ないときでも数値が上がる場合があるそうなので、
それほど心配していないつもりだったけれど、
流石に昨夜は、珍しく、夜中にあれこれ考えてしまった。
見えないから音楽と食べることくらいしか、楽しみがなさそうな母自身のことはもちろん、
がっくり気落ちしそうな父のことも心配だったし、
たくさん予定が入ってしまっている私自身は、
いろんなことをあきらめたり、いろんなところに迷惑をかけてしまったりするかもしれないと・・・。
でも、その心配たちももう消えて、
明日からまた、いろんなことで忙しく過ごせること、
それが本当にありがたい。
病院から結果を電話すると、
ぱっと明るい声になった父の「旨いものを二人で食べておいで」というひとことに調子づき、
回転寿司で母と二人 お腹いっぱい食べ、
「パパにも買っていってあげよう」と母が言うので、夕食用に父にもお持ち帰り。
帰るといつものように、父のことが自分の父親に見えてしまう母に戻ってしまって、
早速父とごちゃごちゃ言い合っていたけれど、
それも元気ならばこそ
父は安心して、
デイサービスからの宿題の運動を母にさせたり、
弟夫婦が送ってくれているお水やサプリを、
張り切って母に飲ませたりした。
(それを飲んでいるから、
二人とも内臓が元気なのかも!)
とにかく 良かった良かった・・・ありがたやありがたや・・・
元気が出て、やっと我が家のブルーベリーやカシスの冬囲いもできた。
久しぶりに気温も上がって畑の土が顔を出していたので、
取り残しのルッコラをもう掘り返して埋めてしまおうと思ったら・・・
なんと!ルッコラと同じ色のきれいな緑の青虫クンがいた!
雪の下の葉っぱの中で生きていたんだなぁとび~っくり。
元気そうな青虫クンのために、
自分の夕食用に少しだけ採って、あとはそのまま残しておこう
青虫クンが越冬できるといいなぁ・・・