郷土史家菅野正道氏の講演「仙台城下の謎、あれこれ」にいってきました。芭蕉の辻まちづくりの会主催。会では、年に2回ほど講演会を実施しているそうです。もうお1人の講師は、あのブラキムラこと木村浩二氏です。
昨年春に、菅野さんの講演を聞いてすっかりハマり、可能な限り講演会には参加しています。親しみやすい口調とシニア向けにもわかりやすい内容、紙のレジメのご用意、地元仙台の若林区出身でリアルに子供のころからの体験が説得力があります。
今日の謎は、①芭蕉の辻の定説 ②元寺小路と新寺小路の定説 ③仙台大橋の定説などを紹介し、本来はどうかなどを解説いただきました。特に、今回は新寺小路の寺院群についてかなり詳細に講演され、ちょうど寺散歩する予定で資料を集めようかしていたのでピッタリ、助かりました。
うれしいことがひとつ、以前”街探”ブログにもアップしましたが、仙台の旧市内の建物が、道路に対し直角ではなく、少し角度をつけて建てられていることに触れられていました。戦略的意味合いについて、結論付けられていませんが、菅野さん自ら写真を撮られています。
1月にアップしたブログは こちらです
菅野正道さんは、執筆作業、様々なご講演、名取市史の編纂に携わるなど、いま仙台で一番忙しくそして熱く郷土の仙台、伊達政宗、仙台藩を語る歴史研究家です。機会があれば、是非講演会へ。