中国の一線都市である深センや上海では、例年より早い帰省ラッシュが始まっている。画像は、深セン駅の様子を映したもの。「提前返乡」は、前もって早く帰郷する、の意。(中国のネットより)
すさまじい経済不況が続く中国では、多くの企業が製造工場などの閉鎖を余儀なくされており、冬の寒さにも増して「人員削減の大寒波」が、都市部や地方を問わず襲いかかっている。
そのようななか、中国の一線都市である深センや上海では「例年より早く(旧正月の)帰省ラッシュが、すでに始まった」とするトピックが中国SNSのホットリサーチ入りしている。
2024年の旧正月は、元旦が新暦の2月10日に当たる。それよりも、なんと2か月以上も早いこの時期から「正月休み」に入るというのだ。
この頃、 短編動画投稿アプリ「TikTok(ティックトック)」を運営する中国のテクノロジー企業「字節跳動(バイトダンス)」はゲームブランドの閉鎖や主流ビデオゲーム市場から完全撤退を発表した。それにより、千人を超える従業員は解雇されるといわれている。
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