中国大陸では、今なおインフルエンザウイルスが猛威を振るい、小児病院は満員状態で重症患者が増加している。一部の子供たちが亡くなっているにもかかわらず、中国共産党当局は、重症例や死亡例を公表しない。代わりに、小児科医や患者家族がソーシャルメディアで情報を共有し、互いに注意を促している。
1月3日の中国外交部記者会見で、インドネシア保健省から中共政府の声明に関する質問が出されたが、中共当局の対応は明確ではない。中国のウイルス感染の実態は、当局の疾病管理センターやメディアからは、明らかにされておらず、ソーシャルメディア上の医師や保護者のやり取りからしか状況がわからない。
北京市民の間では、インフルエンザAの深刻さを訴える声が上がっている。ある市民は39.6℃の高熱を発し、病院で検査しても原因不明で治療法がないと言われたと述べている。別の患者は1週間以上高熱が続き、様々な検査を受けたが、原因不明のウイルス感染と診断されたという。
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「多くの子供が死亡」 中国でウイルスが蔓延
中国大陸でのインフルエンザが猛威を振るい、小児病院は満員状態となり、重症患者が急増している。公式報告がない中、家族や医師がSNSで情報を共有。北京市民の中には原因不明の高熱を訴える声も多く、WHOが情報提供を中国に求める状況に。
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