不法移民の医療費は納税者が負担している。写真は米国南部の都市・ヒューストンの病院で患者を搬送する緊急救命士 (Brandon Bell/Getty Images)
アメリカでは医療保険を持たない不法移民が病院で治療を受け、そのまま医療費を踏み倒すことが後を絶たない。毎年の不法入国者が数百万人を数えるなか、数十兆円もの医療費はアメリカの納税者が肩代わりしている。
国土安全保障に関する米下院委員会が最近発表した報告書によると、国境の危機に対応するための費用は年間で推定4510億ドル(およそ68兆円)に上る。そのかなりの部分が不法移民の医療費に充てられているという。
米税関・国境警備局の最新データによると、昨年度確認された不法移民は320万人を超え、新記録となった。国境での不法移民の検挙数は2021年度から48%増加し、2019年度のおよそ3倍になっている。
大挙して押し寄せる不法移民は医療を必要としているが、医療費を払えないのが現状だ。
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