昨年10月13日、北京の「四通橋」に習近平政権を批判する横断幕を掲げた彭載舟氏。(写真は背景との合成)
昨年10月13日、北京市内の陸橋である「四通橋」の上に、習近平政権を真っ向から批判した横断幕が掲げられた。中国共産党を震撼させ、世界を驚愕させたこの「四通橋事件」から、まもなく1周年になる。
「四通橋の勇士」と呼ばれている彭載舟(ほうさいしゅう)氏(本名:彭立發)は、今どこにいるのか。そして、その家族はどうなっているのか。
米政府系放送局のボイス・オブ・アメリカ(VOA)が、情報筋の話を引用して報じたところによると、北京市内で彭立發氏と同居していた妻と娘は、当局によって彭氏の故郷である黒竜江省チチハルの農村に送られ、そこで当局の厳しい監視下に置かれている。また彭氏の姉は、消息不明になっているという。
「目下、彭立發関連の案件が司法手続きに入ったという情報は入っていない」。敏感な政治案件などを扱う中国の弁護士たちは、VOAにそう明かしている。
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