トルコ・イスタンブールの中国領事館付近で反中共デモに参加するウイグル人。2023年10月1日撮影。(YASIN AKGUL/AFP via Getty Images)
中国共産党は、10月1日を中国の建国記念日「国慶節」と呼ぶ。
しかしこの日は、香港人をはじめ、中国共産党による人権侵害を受ける世界中の華人にとっては「国を悼む日」。すなわち「国殤日(こくしょうび)」と位置づけられている。
- この日に「祝うことは何もない」
今から74年前の1949年10月1日、毛沢東が天安門の楼上から「中華人民共和国」の成立を宣言した。
しかし、共和国というその国名とは全く裏腹に、彼らが自画自賛する「新中国」は主権在民の共和制(republic)には程遠く、一党独裁の恐怖政治をおこなう非人道的な国として、まさに2023年の現在に至っている。私たちは今、この厳然たる事実から目を背けることはできない。
中国共産党の言い方に倣って、この日を「国慶節」と呼んでいるのは日本の大手メディアも同様である。
しかし、本当にこの日が「国の慶事の日」と呼ぶにふさわしいか否か......
- 世界各地で燃え上がる「反中共の炎」
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