
メディアの報道によると、国軍の退役飛行士である史濬程が台湾での組織発展に関与し、空対地の雄Ⅲミサイルなどの機密情報を中国共産党(中共)に渡したとしている。台湾国防部は、これが中共の台湾への浸透攻撃が未だに続いていることを示していると指摘した。
「鏡週刊」の報道によれば、国軍空軍の少校退役飛行士である史濬程は、現役軍人に接触して情報を探ろうとした。2021年、彼は空軍戦術管制センターの迎撃管制官である許展誠に接触し、国軍の演習データや国防部が中国科学院(中科院)に委託した艦載雄Ⅲミサイルの改良、中共軍が台湾に対して行う軍事行動に対する国軍の対応方法や処理手順などの機密文書を提供させた。
台湾国防部は12日、ニュースリリースを発表し、政戦局が2023年1月に官兵からの通報を間接的に受けたことを明らかにした。「史」という姓の男性がアメリカのシンクタンクの職員を装い、現役の軍人に接触しようとしたとのことだ。国防部は直ちに国家安全局に通報し、憲兵指揮部と連携して特別調査を実施した。2024年8月には、高等検察庁台中分署に対して捜査を指揮するよう報告した。
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