身体を動かさず、運動をしない生活を送る人々は、糖尿病、高血圧、心不全などのさまざまな健康問題のリスクが高まることが新たな研究で分かりました。
米疾病予防管理センター(CDC)が1月2日に発表した査読付きの研究は、アメリカ合衆国の『Preventing Chronic Disease』ジャーナルに掲載され、身体的な活動が健康とどのように関連しているかを調査しました。
7261人の成人被験者の病院データを分析した結果、身体的に活動的な人々が、活動量が少ない人々と比べて「拡張期血圧、安静時脈拍、LDLコレステロール値、トリグリセリド値が低く、HDLコレステロール値が高いことがわかりました」。
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