中国の新しい海軍基地、深い太平洋への迅速な進出を可能に。(STR/AFP via Getty Images)
中国人民解放軍海軍(PLAN)の大きな課題は、太平洋への自由なアクセスである。しかし、ロシアとの関係強化が、この制約を北京にとって有利なものに変えつつある。
人民解放軍海軍は約350隻の艦艇を保有しており、米海軍を上回る規模に成長しているが、依然として自由な出入りには制約がある。ドイツ、ソビエト連邦、そしてロシアも同様に、海軍の展開に地理的な制約があり、アメリカやイギリスなどの連合国の海軍に挑戦する際の障壁となっていた。
人民解放軍海軍と米海軍の戦力構成の差はさらに広がる見込みである。米海軍は2025会計年度の予算案で真珠湾攻撃で沈没した艦船以上の数を失っている。一方、中国海軍の成長に伴い、より大規模な艦隊を支援するための新たな基地が必要となっている。
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