2月1日の報告書で、フリードム・ハウスは独裁政権による国境を越えた弾圧は、米国の大学における「共通の脅威」となっていると述べた。写真は米大学の卒業式(杜國輝/大紀元)
2月1日、米国NGOのフリーダム・ハウスは、中共(中国共産党)が批判を抑えるために、米国の留学生や訪問学者、教職員を脅迫、監視、嫌がらせをしていると指摘した。
フリーダム・ハウスは、世界における自由・人権の保護を目的とする人権団体である。2月1日の報告書で、同団体は全体主義政府による国境を越えた弾圧は、米国の大学における「共通の脅威」となっていると述べた。また、米国の留学生にとって最大の脅威は中共政権だとし、大学は脆弱な学生や学者を保護し、学問の自由を守るために十分なことをしていないと指摘した。
同報告書は、米国の留学生、学者、管理者らのインタビューに基づいて作成された。報告書によれば、2014~22年の間に、38か国の外国政府が91か国の大学で854件の国境を越えた弾圧を直接起こしたという。これらの事件には、暗殺、暴行、拘留、不法追放などが含まれるが、氷山の一角に過ぎないかもしれない。
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