ドイツ当局の過激なグリーン政策は批判の的となっている。写真は再エネ事業者と面会するロベルト・ハーベック環境相兼気候保護相(左) (Photo by Carsten Koall/Getty Images)
ドイツ政府はカーボンニュートラルに向けた取り組みとして、2024年から石油暖房器具などの使用を禁じる政策を決定した。いっぽう、ドイツの著名な経済学者は、それらの政策には効果がなく、かえって中国を利するだけだと批判した。
ドイツの「ifo経済研究所」元所長であるハンス・ヴェルナー・ジン氏はこのほど、ドイツ紙「BILD」への寄稿で、ドイツやEUのエネルギー政策を批判した。ガソリン車の販売禁止などの措置は「気候にとって何の意味もない」どころか......
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