スパイスやハーブは、料理の風味に多様性を加え、いつもの料理に新たな魅力をもたらします。歴史を振り返ると、世界中のさまざまな文化で、食べ物の消化を助けるためにハーブやスパイスを取り入れる工夫がされてきました。その中でも、クミンは、強力でありながらあまり活用されていないスパイスの一つです。
クミン(Cuminum cyminum)は、必須脂肪酸や揮発性油を含む100種類以上の成分を持つ薬用植物で、古代インドの伝統医学であるアーユルヴェーダでは、クミンに癒しの効果があるとされています。クミンの種は、消化を助ける作用や体内のバランスを整える力を持つと信じられています。
クミンはインド料理の定番として知られていますが、その影響はインドを超えて広がっています。アメリカでは、ラテンアメリカ料理で使用されることで人気が高まり、今ではメキシコ料理にも欠かせないスパイスとなっています。
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