これは私の祖父が自ら経験した本当の出来事です。
私の祖父は地元の有名な医者でした。ある日、村民に呼ばれて、祖父はその夜すぐ船に乗って往診に出掛けました。夜が明ける前に船は現地に着きましたが、患者とその家族を邪魔しないように、祖父は真っ暗な中で岸辺に座り、居眠りをしながら夜明けを待っていました。
すると間もなく、2人の子供の会話がを祖父の耳に入ってきました。
「もういいじゃない、彼女から借金を取り戻すなんて、止めましょうよ。何を言っても、あの人あなたのお母さんよ」
「そんなの駄目だよ。『実の兄弟の間でも金銭をはっきり計算するべし』っていうだろう。僕に借りがあれば当然返してもらうよ。少しでも足りなかったら駄目だ」
「お母さんは一体あなたからどれくらい借りたの?」
「銅貨7枚さ」
「どうやって返してもらうの」
「僕には方法がある。見ていてごらん」
祖父は突然目を覚ましました。
【続きはこちら】
◎合わせて読みたい:
英国バイリンガル子育て奮闘記(79)フランスにあるストーンヘンジの村(1999年夏)
英国バイリンガル子育て奮闘記(80)日本からのお客さん (上)(2001年夏)
英国バイリンガル子育て奮闘記(81)日本からのお客さん (下)(2001年夏)
◎おすすめ:
◎トップニュース:
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます