トランプ米大統領は21日、中国の米国投資に関連する国家安全保障上の脅威に対処する大統領令に署名した。中国を含む敵対的な外国勢力による米国の資本、技術、ノウハウの悪用を防ぐことを目的としている。
今回の大統領令では、対米外国投資委員会(CFIUS)の権限を強化する一連の措置が導入された。CFIUSは、外国資本による米国企業の買収が国家安全保障に及ぼす影響を審査する機関である。
規制強化の対象となるのは、技術、重要インフラ、医療、農業、エネルギー、天然資源といった分野への中国からの投資だ。
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トランプ大統領 中国の投資を規制する大統領令に署名
トランプ氏は中国の米国投資を制限する大統領令に署名。技術・インフラ・農業などの分野で中国資本の流入を規制。対中投資も制限し、同盟国からの投資を促進する方針を示した。
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