社会報復を目的とした無差別殺傷事件が相次ぐ中国では、犬などの動物も「社会報復」の標的にしたのか、毒を盛られて大量死する事態が起きている。
広東省広州市から、「飼い犬が毒殺された」とする訴えがSNSに殺到している。
ある飼い主によると、8日午前、飼い犬を地元の公園「荔湾区周門石桂里広場」芝生の上で遊ばせた後、嘔吐をし始め、それから興奮状態になり、失禁までし始めた。病院連れて行くと「中毒」と言われ、そのまま亡くなったという。同じ日に少なくとも4匹の犬と1匹の猫も同様に中毒死している、いずれも同じ芝生で遊んでいたという。
【続きはこちら】
ヒトに対する無差別殺傷だけじゃない 動物も被害に 邪気が充満する中国社会
社会報復は動物にも、中国の1都市だけで40匹以上のペット犬が毒殺される。広東省広州市をはじめ、中国各地で犬を毒殺する事件が相次いでいます。11月8日には40匹以上の犬が毒殺された疑いがあると報告され、SNS上で飼い主たちの怒りと悲しみの声が殺到しています。組織的な犯罪の可能性も指摘されています。
【関連記事】
【動画あり】中国広東省でナイフを持つ白髪の老人を警察が射殺
中国の町中でナイフ持つ老人を警察が「直接」射殺。中国広東省広州市で19日、ナイフを持った白髪の老人が警察によって射殺される事件が起きました。この出来事は市民によって撮影され、SNSで拡散されましたが、老人が警察に接近した際、連続して3発の銃弾が発射された様子に、多くの人々が警察の対応を疑問視しています。一方、中国では近年、社会不安を背景にした事件が増加しており、警察の厳格な対応が求められる状況も指摘されています。
上海地下鉄駅の訓練内容に変化 「事故処理」から「対テロ」へとグレートアップ?
社会報復事件頻発を受け、上海地下鉄駅の訓練内容に変化? 社会への報復を目的とした事件が相次ぐ中国で、上海の地下鉄駅における安全訓練が「対テロ」を想定したものへと進化している。これには、乗客を巻き込む刃物事件への対応や爆発物対策、さらには電子広告スクリーンに反政府スローガンが表示されるケースなど、公共および政治的安全を強化する取り組みが含まれている。
【動画あり】中国の河畔に大量の「ウイルスサンプル試験管」発見
湖南省株洲市の湘江で、ウイルスサンプル収集用試験管が大量に発見され、住民たちは感染リスクに怯えています。当局は「未使用で損傷はなく、ウイルスは検出されなかった」と発表しましたが、専門家や市民の間で疑問の声が広がっています。試験管の正体や流出の経緯について調査が進む中、不安は収まりません。病院も研究所を信用できないのは間違いない。中国ではコロナが収束していないというのは、こういうことなのか?
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます