ココナッツミルクを煮る過程で、糖分やアミノ酸などの物質が相互作用するメラディック反応が起こり、栄養価が高く、五感で楽しめるメラディック製品ができあがります。(nadisja / PIXTA)
(続き)
- 抗炎症、抗酸化、心臓保護
ココナッツ樹液を煮る過程で、糖分やアミノ酸などの物質が相互作用する過程でメイラード反応が起こり、栄養価が高く、五感で楽しめるメイラード製品ができあがります。
その製品は複雑で、成分もさまざまですが、みんなが思っているほど悪いものばかりではありません。これらの物質の中には、抗酸化作用や抗炎症作用があり、フリーラジカルを徐去するものもあります。
米国の科学者たちは、小規模な二重盲検無作為化プラセボ対照パイロット研究を『Journal of Applied Physiology』誌に発表し、中高年におけるココナッツシュガーの心保護作用の可能性を示唆しました。
研究では、55歳以上の中高年19人が実験に参加し、一方のグループには1日1.5グラムのココナッツシュガーを摂取してもらい、もう一方のグループにはプラセボ(偽薬)を摂取してもらいました。
そして8週間後、ココナッツシュガーを摂取した人の動脈の収縮期血圧は117mmHgから109mmHgに低下し、8mmHg下がりました。ココナッツシュガーの摂取は、これらの人々の動脈硬化も減少しました。
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