講演するデービット・マタス弁護士(Wenliang Wang /大紀元)
G7議長国を務める日本。広島サミットでは戦禍に見舞われるウクライナ大統領を迎え、平和記念公園を訪問するなど歴史の一頁を刻んだ。カナダの人権弁護士は、日本が議長国としての任期期間中、リーダーシップを発揮し医療と保健問題への課題として「臓器狩り」対策に取り組むよう期待を寄せる。
今年のG7の課題について、岸田氏は権威ある英医学雑誌ランセットに「グローバルヘルス・アーキテクチャーの強化」を掲げている。これは公衆衛生危機のために、国際機関の連携を通じた各国の財務・保健当局の連携枠組みの強化を可能にする国際保健の枠組みだ。
中国臓器強制摘出問題に長らく取り組むデービッド・マタス弁護士は、この枠組みに国際的な臓器売買への対処を設けるよう提言する。東京で開催された国際会議にビデオ演説を行い、日本が施すべき具体的な行動について語った。
中国の公的機関(病院、刑務所、拘留所)が、主に精神的な修練法の法輪功学習者やウイグル人を大量に犠牲にし、臓器を高値で国内外の希望者へ販売している。このことは確たる証拠が示している。少数ではあるが、チベット人やハウスクリスチャンも犠牲になっている。
G7議長国としての地位を持つ日本は、このグローバルヘルス問題への解決策を開発するリーダーとしての役割を果たす可能性がある。日本政府、国会、企業、そして移植医療の専門家がまず日本で改革を行うことで、他国を導くことができる。以下に、提案する改革をいくつか挙げる。
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