2023年1月4日、演説するマイク・ギャラガー下院議員 (Anna Moneymaker/Getty Images)
米下院で中国問題を扱う特別委員会は5月31日、米アルフレッド大学が国防総省から極超音速兵器研究の助成金を受けながら中国の大学と密接な関係を保ち続けているとして、オースティン国防長官らに書簡を送り追加情報の開示を求めた。
エポックタイムズが入手した書簡のコピーによれば、アルフレッド大学は中国共産党のために防衛研究を行う中国の大学との継続的な研究提携のほか、ニューヨークのキャンパスに孔子学院を設置し続けることなどが記されている。
中国特別委のマイク・ギャラガー委員長はエポックタイムズの取材に応じた。孔子学院は中国共産党による「ソフトパワー(文化の浸透)」のみならず、将来の紛争で米国人に使用する「ハードパワー(武器)」の製造に協力しかねないと懸念を示した。
書簡はオースティン国防長官のほか、アルフレッド大学のマーク・ズーパン学長にも送られた。中国特別委が懸念している研究の安全性のほか、大学が孔子学院を併設しながら国防総省の補助金を受け続けるには、今後特別な許可を得ることが法的に義務付けられていることについて回答を求めた。
ズーパン氏宛の書簡では「あなたは極超音速兵器の高度な研究に資金を提供し、同様の研究を行う中国の大学と提携している」と指摘。「追加情報と、米軍研究を保護するためのアルフレッド大学のコミットメントを求める」と記された。
- 「中国の軍産複合体を支援する」
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