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1958年、中国共産党は「資産階級学術観点」を持つ人々を「白旗」として指定し、批判や闘争の対象としました。(hellohello / PIXTA)
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(続き)
1951年、蕭光琰が帰国してからまだ9カ月も経っていない時に、中国共産党は知識人を対象にした「思想改造」運動を開始しました。アメリカでの留学経験を持つ彼は「重点批判の対象」とされました。最もよく聞かれた質問は、「アメリカでは生活条件が良かったのに、なぜ中国に帰国したのか」でした。蕭光琰は呆然としました。自分の理想主義的な奉仕精神を信じてくれる人はなく、大きな悪意と卑俗な思考で疑われました。
憤慨してメガネを地面に投げつけ、抗議しました。自分が情熱をかけ手に入れたものに、冷たい水をかけられた気分で、非常に傷つきました。彼は家族に対し、「私は党を愛し、危険を冒してまで帰国したが、党は私を愛していないようだ。私は蚊帳の外に置いてかれた。新しい中国に対して、私は『失望』してしまった……」と語りました。
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最も悲惨な運命を辿った蕭光琰博士、文化大革命で家族を失う(三)【百年の真実】
1951年、蕭光琰が帰国してからまだ9カ月も経っていない時に、中国共産党は知識人を対象にした「思想改造」運動を開始しました。アメリカでの留学経験を持つ彼は「重点批判の...
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