中国で、ローン半裁できず、不動産を競売にかけられた人が増えている(Photo by Feng Li/Getty Images)
中国では、ローンを返済しない人が、過去2年間急増している。中国にとって、新たな課題が生じたのだ。(中共)中国共産党法院のデータによると、抵当ローン、ビジネスローンなどの返済が滞ったことで、ブラックリストに載った人の数は、2020年初頭の570万人から、2023年には過去最高の854万人に増加した。わずか3年足らずの間に、280万人以上が借金を踏み倒す人となったのだ。
貸倒れ者は中国の生産年齢人口の1%に過ぎないが、中共がゼロコロナ政策を廃止し、経済復興を宣言してから1年以上が経過した後、貸倒れ者の増加率は過去最高を記録した。これはパンデミック後、中国経済は回復するどころか、むしろ深刻な衰退に陥っていることを示している。
フィナンシャル・タイムズ紙は、個人消費を刺激できなければ、中国は持続可能な経済成長の推進に苦戦する可能性があると指摘した。国際通貨基金(IMF)は、2024年の中国の成長率は4.6%まで下がると予測。
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