少年先鋒隊の証として、赤いスカーフを付けて授業を受ける小学生。2020年9月、北京にて撮影(Photo by Kevin Frayer/Getty Images)
「教育は子供、家族、ひいては民族の未来に関わる。しかし中国においては、子供の健全な成長は学校教育の真の目的ではない」ーー。
そう語るのは、今月18日にエポック・タイムズの取材に応じた羅長さんである。現在、米国に在住する羅長さんは、河南省焦作市の公立中学校で長年にわたり国語教師を務めてきた。ベテランの元教師である羅長さんは「中国の学校は、中国共産党の洗脳基地だ」と強調する。
1989年の学生運動に参加したこともある羅さんは、中国共産党による洗脳教育を受けている我が子を見て、長く苦しんできた。そしてついに「これ以上、子供を畸形的な教育の犠牲にはできない」と決心し、羅さんは今年2月、妻子を連れて米国へ密航し、亡命した。
- 「密告の恐怖」におびえる現場の教師
- 生徒を包む全てが「仕組まれた洗脳ツール」
- 「中国共産党こそ邪教だ」
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米国亡命の元教師が告発「中国の学校は、教育の場ではない。中国共産党の洗脳基地だ」
米国に亡命した、中国の元教師が「中国の学校は、中国共産党の洗脳基地だ」と告発した。子供の頃からの洗脳によって、中共が利用しやすい機械の「歯車」を作るためだ、という。
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