今月4日に深センで開幕した芸術展で展示された作品。上海の都市封鎖の際に流行語になった「我われは最後の世代だ、ありがとう(我們是最後一代,謝謝你)」が展示された。(中国SNSより)
今月4日、中国広東省の深センで開幕したばかりの芸術展が、開催からわずか2日で中止に追い込まれたことがわかった。
中止の理由は、展示作品のなかにある流行語「我われは最後の世代だ」を用いたアート作品が中国当局に問題視されたためではないか、とされている。米政府系放送局のラジオ・フリー・アジア(RFA)8日付が報じた。
- 脅される「弱み」はないが、この国には希望もない
「我われは最後の世代だ。ありがとう(我們是最後一代,謝謝你)」。
これは、中国における新型コロナウイルスの完全封じ込めをうたった「清零(ゼロコロナ)政策」のなかで、昨年3月末から約2カ月に及んだ上海の都市封鎖(ロックダウン)の際に流行語となったセリフだ。
なお、このなかの「ありがとう(謝謝你)」は、相手に対する感謝の意ではなく、話をそこで打ち切るという拒絶的な語気がある。
- 中止の理由は「会場のメンテナンス」
- 「404」を逆手にとった施設の名称
- 今の中国には「生まれなくてよい」
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