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中国の大手商業銀行「招商銀行(CMB)」がこのほど、従業員に対して発した「過去に支給した業績給の返上」を求める公告が物議を醸している。(「招商銀行)」の公式サイトよりスクリーンショット)
中国経済が悪化の一途をたどるなか、瀕死の状態である各地方政府をはじめ、国有の大手銀行であっても、生存をかけて、あらゆる手段を使ってお金を捻出している実態がある。
中国の大手商業銀行「招商銀行(CMB)」がこのほど、従業員に対して発した「過去に支給した業績給の返上」を求める公告が物議を醸している。
招商銀行は2023年12月28日夜に監督委員会の決議公告を発表。会議で「2022年度の業績給与の回収状況に関する議案を可決した」と公表した。
早くも2023年3月から、招商銀行が公表する「2022年度の年次報告書」のなかに、経営や管理上の様々なリスクを軽減するため「報酬支給の延期」および「業績給を回収するメカニズムを構築する」として、すでに2876人の行員に対して業績給の回収措置を実施したと記されていた。
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