インド財務省は、中国およびベトナムからの鉄鋼製品の輸入に12%から30%の関税を科すと発表した。この措置は国内産業の保護と発展を長期的に図る目的のためである。一方、アメリカも同様の問題に対応し、鉄鋼産業への新たな対策を求めている。
ロイター通信によれば、インドは9月10日にこの措置命令を発表し、今後5年間で、中国およびベトナムからの溶接ステンレス鋼パイプに対して関税を科す。
2020年に、インドと中国の軍隊がヒマラヤの国境地域で衝突してから、両国の関係は緊張している。インドは中国からの投資の審査を強化し、重要なプロジェクトを停止した。
しかし、インドの外務大臣スブラマニヤム・ジャイシャンカル( Subrahmanyam Jaishankar) 氏は10日に、「インドは、中国からのビジネスを拒絶していない」と述べ、問題は、北京がどの業界で、どのような条件でビジネスを行うかにあると指摘したが、具体的な詳細には触れなかったという。
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