
7月12日、三菱重工業は、日本政府が2040年代の運転開始を目指す次世代型原子炉の高速炉実証炉について、設計・開発を担う中核企業に選ばれたと発表した。写真は都内で昨年12月撮影(2023年 ロイター/Kim Kyung-Hoon)
[東京 12日 ロイター] – 三菱重工業は12日、日本政府が2040年代の運転開始を目指す次世代型原子炉の高速炉実証炉について、設計・開発を担う中核企業に選ばれたと発表した。日本政府は廃炉となる原発の敷地内で次世代型原子炉の開発・建設を推進する方針を表明しており、脱炭素化とエネルギーの安定供給の両立を狙う。
高速炉は、高レベルの放射性廃棄物を従来から低減し、エネルギーの有効活用・自立の点から、核燃料サイクルを推進する国の基本方針に貢献できる技術として実用化が期待されている。
三菱重は1960年代から高速炉開発に取り組み......
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