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脱税や資産移転、不正調査回避をするために、中国共産党(中共)幹部が「偽装離婚」をするケースが多く発覚している。イメージ画像。( Kevin Frayer/Getty Images)
すでに10数年前から、中央や地方を問わず、中国共産党の官僚が「遠くない将来の中共崩壊」を念頭に、海外脱出の準備として自身の財産や親族を海外に移す傾向がみられていた。
それに関係して、脱税や資産移転、不正調査を回避するために、中国共産党(中共)幹部が「偽装離婚」をするケースも、当時から多く発覚している。
例えば、安徽省含山県の元局長クラスであった「呉」という地方官僚の場合、2013年ごろ「自身に不正調査の手が及ぶ」という噂を聞くと、人目を欺くため、急いで妻と離婚手続きをした。不正蓄財した自分の財産は、妻の名義である「張」に移している。
また「呉」は、それまで賄賂で受け取った買い物カードや貴金属、宝石類を自宅の庭に埋め、高価な酒類を親戚の家に移したりした。
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