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中国・北京で、数日間にわたる大気汚染の後、雨雲に覆われた天安門広場(Photo by Feng Li/Getty Images)
中国にとって2023年は、独裁政権をめぐる事件・事故が多発した年だった。 清朝末期の混乱期を思い起こさせるという声もある。各分野の事件・事故を通して、中国の一年をまとめてみよう。
- 本一冊
10月16日、中共当局が『崇禎:勤政的亡國君』というすでに出版された書籍を、全て回収する措置を取った。
この本のタイトルと表紙の広告文言が、明朝のラストエンペラーである崇禎帝(すうていてい)になぞらえて、現在の習近平を風刺したものと当局が見て、このような措置を取ったとする分析が多い。
この本の表紙の広告文には「昏招連連歩歩錯(繰り返して失敗を重ね)」「越是勤政越亡国(政事に勤めれば勤めるほど国を滅ぼした)」とある。さらに「崇禎帝が、どのように一歩一歩、自身を追い詰めていったのかが分かる」というフレーズも書かれている......
- 漫画の一幕
- 文(詞)一編
- 高官一人
- 都市一つ
- 漢字一文字
- 男子学生一人
- 歌一曲
- ウイルス
- おわりに
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